岐阜新聞WEBによると北陸新幹線で使用するW7系が金沢港へ陸揚げされた。7日に神戸港を出発し、11日午前中に金沢港へついた。今後白山総合車両所へむけて輸送される。今回の輸送は1編成12両のうち6両で、全部で10編成が海上輸送する予定。2台のクレーンで1両を吊り上げ、岸壁に約10分ほどで降ろされた。
海上輸送W7系の続きにあたるニュース
W7系はE7系とほぼ同じつくりで、E7系はJR東日本。W7系はJR西日本が保有する北陸新幹線車両。川崎重工から神戸港へははしけを利用して輸送している。川崎重工から神戸港ははしけを利用したほうがスムーズに行ったのだろう。
神戸港をいつ出港したかは不明であるものの、瀬戸内海、日本海経由で金沢まで移動しているのだから、2日間以上かけていると思われる。
陸揚げもクレーン2台を使用しているのだから重量は重たい。新幹線1両は50トンから60トンくらいあるので、通常のクレーンでは運べないのだろう。となるとクレーン同士の連携も重要で、作業は難しそうだ。
金沢港から白山市内までの車両基地までは約10キロはかかるので、それなりに手間がかかるだろう。とにかく大型であるから道路幅を考えないといけない。また、どこかで曲がるわけだが、曲がる場所もどこでもできるわけではない。やはり、周辺の道路を塞ぐこともでるだろうから、深夜帯しかないはず。11日に金沢港へ陸揚げされているのだから、近日中に陸送がはじまるはずだ。
今回の輸送は1編成12両のうちの6両であるから、大イベントといえる。残りの6両は9日に川崎重工から出発するので、今週末か来週前半にも金沢港へつくだろう。W7系は全部で10編成なので、順次神戸から金沢まで海上輸送後、車両基地まで陸送するわけで、周辺の人は新幹線を陸送する貴重な機会を見るチャンスが多そうだ。
こちらの記事、W7系海上輸送の後編みたいな形
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0