京浜急行というと、赤い色の電車としての印象が強いが、5月1日から3年程度黄色に塗装を変更して運行する予定。
なぜ黄色塗装が産まれたか?
京急が現在保有している事業用車はデトと呼ばれる形式で2両1組で3組6両保有している。この車両で業務用の資材等を週1~2回神奈川新町から京急久里浜の工場まで主に輸送している。黄色い塗装は京急珍しい存在であることから、見かけるとハッピーになるということから「しあわせの黄色い電車」として意外と人気がある。さらにグッズ販売等(Bトレイン)の販売も好評とのことで実際に乗客が乗れる「沿線に幸せを運ぶ電車」として京急イエローハッピートレインとして運行することになった。
塗装するのは京急の新1000形と呼ばれる車両のうち2005年に製造された4次車8両編成(1057~1065)運広範囲は京急線のみならず、都営浅草線、京成線、北総鉄道まであり、範囲は幅広い。なので決まったところをいつも走るわけではないので、見かけるのは元祖黄色塗装デトより難しいいかもしれない。
新1000形はアルミだけでなく、ステンレス製造があり、細かなマイナーチェンジが多い。製造も2002年から2012年度まで製造していて、車両数も280両を超え多数派になっている。1000形は同じ名称で365両製造しているがまったく違うので、新1000形と京急では呼んでいる。
もともと京急は青い塗装の電車も保有している。こちらは京急ブルースカイトレインと呼ばれていて、 2100形のうち2157~2164までの8両と600系の606-1~8までの8両で計16両2編成が走行している。こちらも2編成あるとはいえ、幅広く走るので見かけるのは難しい。
2157ブルースカイトレイン
606-1 ブルースカイトレイン
ここに黄色い塗装の車両が加わることになり、赤、青、黄色の三色がそろい信号機状態になった。イエローハッピートレインはちよっと長いのでどう略すのだろうか。ブルースカイトレインはブルスカと略されることがあるのだが、「イエハッ」だと変な感じがする。最後が小さいツという促音だと略しにくいと思われる。それともイエトレだろうか。馴染んみやすい略称ができるといいと思う。
せっかく、赤、青、黄色と3色にするなら、同じ形で揃えたほうがよかったのではないだろうか。600形や2100形にもう一つ塗装加えたほうがシンプルでわかりやすい気がする。新1000形に青塗装にでもする方法もあるがそれだと手間がかかる気がする。
編成数の少なさからすると駅で停車しているときに3色揃うのを見るのはかなり難しいだろうから、イベントなどでないとそろうのを見るのは難しいだろう。赤がほとんどの京急に乗る人は楽しみが増えるだろうと思われる。
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